こんにゃくって何だろう?
この道もうすぐで16年になるが年々よくわからなくなる。
わかっているのは、蒟蒻芋という植物からできているということ。芋といっても蒟蒻芋そのものはそのままでは食べれない。エグミが強すぎて食べたら病院行き。
なのに、なぜ先人はこの食べれない蒟蒻芋を食べようとしたのか?このアクの強い植物を灰汁で取り除いて食べる方法を発見した。意味がわからないと思うが僕も意味がわからない。芋を、ペーストにして植物の灰を使ってあの蒟蒻特有の弾力のある食べ物?を作り出したのだ。
ゴツゴツとしたなんとも言えない蒟蒻芋からは想像もつかないプリプリとした弾力のあるこんにゃくを作り出した先人は天才だと思う。
先日、隣町の波佐見町で蒟蒻芋をつくられている生産者の所へ蒟蒻芋を分けてもらいに行ってきた。
この季節が芋の収穫の時期なので、毎年この季節になるとこんにゃくは蒟蒻芋からできているという確認作業をする為に生芋こんにゃくをつくるようにしている。
きっと、益々謎が深まるばかりだろうな。