こんにゃくのこと、たまには書きます。(たまにじゃなかった。初めてです。笑)
こんにゃくって何やろ?って思うことがたまにあります。
こんにゃくつくってて、何を今更って言われそうですが、何なんやろ??と思うのです。
井手こんは通常こんにゃく芋を精粉にした状態で原料を仕入れています。
こんにゃく精粉をお湯に溶かし、撹拌して凝固剤を添加して、湯がくとあのいつものプルプルのこんにゃくができる訳ですが、何や?この粉は?となる訳です。粉ばかり見てるとそれがこんにゃく芋だという事をふと忘れてしまってる自分がいるのです。
こんにゃくはこんにゃく芋からできてる。そう、芋なんです。土のなかで育った芋があの独特なプルプルを生み出しているのです。
こんにゃく芋が原料として使える状態になるまで3年の月日がかかります。こんにゃく芋の赤ちゃんを春植え付けして、秋に収穫する。これを3度繰り返しようやく原料となるのです。
粉になるまでの過程を忘れないためにも、僕はこんにゃく芋が生の状態で保管できる期間は手づくりの生芋こんにゃくをつくるようにしています。
自分の手で芋の皮を剥き、心を込めて丁寧にすりおろし、育ててくれた生産者の顔を思い浮かべながら・・・
芋、芋、芋。
明日は節分ですね。
しばらくぶりでHPの更新の仕方忘れかけてました。笑
昨年末からいろいろとバタバタでご無沙汰しておりました。言い訳
蒟蒻屋は冬場がシーズンでおでん、鍋など活躍の季節なので出番が多く・・・
そんな中、代替わり父3代目から井手蒟蒻店を譲り受けたり。
4代目になったとたん、目に見えない重圧に押しつぶされそうになり、知恵熱38.7℃でたり。
(大人になり38℃越えは初)
そんなしてる間に2014年に入り、テレビの取材を受けたり。
(26年2月8日夜8時放送 きらり九州めぐり逢い TVQテレビ九州)←みてね。
嫁さんの妹が嫁にいったり。
結婚式とてもよかったです。なぜか僕が号泣しておりました。(たぶん花嫁よりも誰よりも泣いておりました。しあわせになるんだぞ!)
披露宴で井手こん使ってもらったんです。フランス料理だったんですが、蒟蒻がステキにお料理されておりました。
料理名長いですが・・・京赤地鶏胸肉のロティとフォアグラのポワレ 井手蒟蒻と聖護院大根のブレゼと共に シブレットのソース←おいしかった。本当に。井手こんが国境をこえた瞬間!
そんなこんなで明日は節分なんです。鬼さんも福さんもみんな仲良くいこうではありませんか!!
今年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。